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こんな治療法もあるの?薬を使わないうつ病治療


うつ病ってどんな病気?

うつ病は精神的または肉体的なストレスが重なったり、大きな悲しみや恐怖の体験がひきがねになって起きる脳の機能障害です。必要以上に悲観的になったり意欲が低下したリします。また不眠や食欲不振、腰痛、頭痛などの症状を伴うこともあります。近年はストレスやショックによって脳の働きが鈍りセロトニン不足になってうつ病が起きるのではないかと考えられています。

うつ病の代表的な治療方法

最も代表的な治療方法は薬物療法です。セロトニン不足が原因であるという観点からセロトニンの代謝を調整する薬物が盛んに使われています。セロトニンの代謝にかかわる薬としてはSSRI、SNRI、NaSSAといった系統の薬があります。実際に効果が上がっている人もたくさんいます。一方でこれらの薬物には倦怠感や過眠、不眠、肥満などの副作用が多いのが難点です。また、これらの薬物は妊娠している人や授乳中の人、慢性疾患のある人などには使用できないこともあります。

薬に頼らない治療方法にはどんなものがあるの?

うつ病の治療法には薬物療法のほかに心理学的な療法として認知行動療法が有名です。心理カウンセラーの指導に基づいてうつ的な気分から心理的に解放される方法です。ゆっくりとうつ病を克服する治療法で、多くの場合薬物療法と並行して行われます。また特殊な機械で脳に電気刺激を与える電気けいれん療法があります。前頭葉に当たる部分に通電刺激を与えます。全身麻酔をかけて行う入院治療で副作用が多い治療法です。代表的な副作用として記憶障害があります。

磁気刺激治療ってどんな治療法?

日本ではまだ知名度が低い治療法ですがアメリカでは保険適用されるぐらい普及しています。脳に磁気刺激を与えて脳の働きを活性化する治療法です。代表的磁気刺激療法にTMS(経頭蓋磁気刺激治療法)と呼ばれるものがあります。脳の背外側前頭前野に磁気を照射してその部分を活性化します。この部分は記憶力や抑制力、行動力などを支配する部分で、活性化すると行動意欲や判断能力、好奇心などが回復し不安感から解放されます。

施術中に軽い頭痛や若干の倦怠感が報告されていますが、刺激が穏やかなので副作用も些細なものです。副作用が起きない人も珍しくありません。早い人は3週間程度から治療効果を実感できることもあります。

うつ病治療の病院の選び方

うつ病治療のための病院選びにはアクセスの良さはとても重要です。うつ病の場合には行動意欲が落ちているので行きやすいことはとても大切な要素になります。しかし磁気刺激治療はどの病院でも受けられるというわけではありません。磁気刺激療法に関心があるなら事前にインターネット調べてから出かけましょう。睡眠や食事などの生活サポートがあるかどうかも調べましょう。

TMSとは、磁気の刺激により低下した部位の機能を元に戻す治療法となります。うつ病などの精神疾患から、筋肉のこわばりなどの身体的な問題解決に有効で、薬物治療へ抵抗のある方には大きなメリットのある治療法です。